副作用のないものを選びたい！20代におすすめの育毛剤とは

若ハゲが急増中！生活習慣やストレスからくる若年層の発毛対策

発毛・育毛対策といえば、40～50代以上の中高年者に特有のものであり、多くは加齢が原因となっていると考えられてきましたが、近年では、生活習慣やストレスが要因と考えられる若年層の若ハゲ問題が急増しています。2015年に実施された大手育毛関連企業による調査では、20代男性の3人に1人が薄毛を気にしており、その数は約180万人といわれています。

業界関連企業の調査ですから、ある程度割り引いて考えなければならないでしょうが、少なくとも以前と比較すると、20代男性で薄毛に悩んでいる人が増えていることは容易に想像できます。20代の薄毛や抜け毛の要因として考えられているのは、過度のストレスやホルモンの乱れ、栄養バランスの偏りなどがあります。

中高年者のように加齢からくる衰えが要因というわけではありませんので、ある程度、薄毛や抜け毛の要因を明確化できれば、有効な対策をとることで発毛・育毛は十分期待できることになります。逆に言うと、中高年者向けの加齢からくる薄毛や抜け毛対策用の育毛剤を使用したり、対策を施していても効果が現われにくいといえるでしょう。

20代でも、親がハゲている場合には遺伝だと考えて諦めてしまうケースも多いのですが、遺伝にも要因がありますので、しっかりと対策をとることで発毛・育毛効果を期待することはできるでしょう。

20代におすすめの育毛剤とは

20代で育毛剤を使用する場合に最も気を付けたいのは、副作用の少ない育毛剤を使用することです。若年層の場合には身体が若い分だけ副作用も強く出る可能性がありますので、副作用の少ないものを使用することが大切です。火のないところに煙は立ちませんが、育毛剤を使用してかえって悪い作用が出るようだと元も子もありません。最近では、副作用の少ない育毛剤が多く提供されていますので、若年層にとってはうれしいところです。

また、若年層の若ハゲ問題の要因には、前述のようなストレス性のものや、ホルモンバランス・栄養バランスの乱れが考えられますので、育毛剤の使用の前にストレス発散や、規則正しい生活を心がけたり、食生活の改善が重要です。20代などの若い人の場合には、これらの対策だけでも大きな効果が現れることもありますし、同じ副作用のない育毛剤を使用するにしても、効果の現れ方が違う可能性もあります。

それでは20代におすすめの副作用のない育毛剤にはどのような種類があるのでしょうか。要因と効果が期待される成分を紹介します。20代の薄毛・抜け毛の要因で最も多いのは、AGA（男性型脱毛症）による薄毛で、頭頂部やおでこの生え際から薄くなっていくのが特徴です。これは、男性ホルモンが変異してジヒドロテストステロン（DHT）という脱毛物質になり、髪の毛の成長サイクルを乱してしまうことで薄毛や抜け毛が発生します。

従って、髪の成長サイクルを乱す要因となるジヒドロテストステロンを抑制する働きを持つ成分が有効となり、中でも期待されているのが副作用のないノコギリヤシ成分です。AGAは、男性ホルモン（テストステロン）が5αリダクターゼと結びつくことでジヒドロテストステロンに変異することで起こりますが、ノコギリヤシは5αリダクターゼを抑制すると期待されています。

残念ながら、現時点ではノコギリヤシに関しては科学的な根拠はありませんが、すでに育毛剤にも利用されており、なにより他の成分と比べると副作用の心配がほとんどないところが人気となっています。若年層が使用する育毛剤は、中高年者が使用する育毛剤のような効き目重視で選ぶというよりも、生活習慣の改善や食生活の改善と合わせてなるべく副作用のないものを選びたいものです。