このページの先頭です

当サイトについて

コラム一覧 育毛開始前に知っておきたいこと。育毛剤の成分と良い食事

育毛開始前に知っておきたいこと。育毛剤の成分と良い食事

1145view

2018.04.09

育毛剤の分類

天然成分と化学成分

近年育毛剤の開発競争は目まぐるしく、様々な育毛剤が登場しています。これらの育毛剤を大きく区別するカテゴリーとして、化学成分と天然成分があります。医薬品として認められた育毛剤は化学成分が多く含まれる傾向があります。対して天然成分は医薬部外品として販売されているものが多いです。

天然成分由来のものと化学成分由来のものの最も大きな違いは、育毛剤であるか発毛剤であるかともいえます。天然成分由来のものはほとんどが育毛剤であり、髪の毛を健やかに育てることに特化しているものが多いです。それに対し化学成分由来のものは発毛効果が認められているものが多く、新たな髪の毛を作り出します。

このように成分が異なることで育毛に対する用途が大きく異なるため、育毛剤を購入する際には自分の育毛プランに合った成分のものを選択することが重要です。

天然成分と化学成分のメリット・デメリット

天然成分と化学成分について簡単な説明をしましたが、「髪の毛が生えやすいなら化学成分一択なんじゃ?」と思われた方が多いかもしれません。しかし、それぞれにメリット・デメリットがあるため、一概にそうとは言えません。

まず化学成分についてですが、大きなメリットとして特定の症状に対してピンポイントで強く作用することが挙げられます。そのため、自身の薄毛・抜け毛の原因をしっかり把握していれば、薄毛予防・抜け毛予防に強い効果を発揮します。特に、AGAの改善成分が多いため20代からの抜け毛予防にも期待できます。

続いてデメリットは、副作用が強いという点です。化学成分は非常に強い効果を望める分、副作用が起きることがあります。症例としては血圧低下・精力減衰・肌荒れ等があります。よって医師の診察のもと処方を受けることが推奨されています。

それに対して天然成分は副作用がほとんどなく、それが大きなメリットとなります。化学成分は血管に作用するものが多く、血液、血管に問題がある方は使用できません。天然成分ではそのような副作用がないため、より多くの方が使用することができます。

天然成分のデメリットについてですが、化学成分に比べ効果の発現が緩やかであり、劇的な改善は望めないという点が挙げられます。天然成分のものは育毛剤に分類され、今ある髪を健やかに育て生えてくる髪を抜けにくくすることを目的としています。よって20代等早めの予防には適しているかもしれませんが、早期改善・劇的変化を求める方には向いていません。

おすすめの育毛剤

それでは天然成分・化学成分を主体とするおすすめ育毛剤をそれぞれ紹介していきたいと思います。

天然成分のおすすめ育毛剤3選

チャップアップ

多くの天然育毛成分が配合されている育毛剤であり、主成分は海藻から抽出されたM-034という成分です。この成分には血行を良くする効果があり、さらに毛根の活性を向上させる効果もあるといわれています。その他にも頭皮の炎症を抑えたり、頭皮環境を整えたりする成分が多く含まれています。

BUBUKA

主成分であるM-034を「チャップアップ」より多く含み、ノンアルコール処方の育毛剤であるためより優しいものとなっています。育毛剤にはアルコールが含まれているものが多く、敏感な方は刺激を感じたりして育毛に対し逆効果になる場合がありますが、「BUBUKA」はノンアルコールであるためその心配は皆無です。育毛に有効な成分も多く含んでおり、非常にバランスの良い育毛剤となっています。

薬用ポリピュアEX

バイオポリリン酸を主成分とする育毛剤です。バイオポリリン酸は髪の毛の源となる毛母細胞の増殖を促す成長因子を出すといわれています。また保湿能力にも優れ、髪の毛が成長しやすい環境を維持します。

化学成分のおすすめ育毛剤2選

リアップ

リアップはおそらく日本で最も有名な育毛剤かと思います。ミノキシジルという成分を含んでおり、頭皮の血行を促進させ、毛髪が成長するのに十分な栄養を得るのを手伝います。その結果発毛が促進されAGAに対して治療効果が認められます。

プロペシア

フィナステリドという成分を含んでおり、ミノキシジルとは違ったアプローチでAGAに対して効果を発揮します。AGAの原因となる男性ホルモン(DHT)の生成を防ぐ効果があり、それにより脱毛を抑え、ヘアサイクルを正常にすることで発毛を促進しています。

育毛に悪い食事と良い食事

髪の毛を増やしたくて育毛剤を使用している方は多いと思いますが、育毛剤を使用するだけでなく同時に食事も気を付けることで、育毛剤の効果をより一層発揮することができるのです。

育毛に悪い食事

脂っぽいもの

揚げ物やスナック菓子などの脂っぽいものを多く摂取すると、皮脂の分泌量が多くなり、頭皮の血流の流れが悪くなります。髪の毛は頭皮の血管から栄養を得ているため、血管の流れが滞ればその分髪の毛が栄養を吸収できなくなり、抜けやすい髪の毛や細い髪の毛ができてしまいます。

塩分の高いもの

塩分を摂りすぎると高血圧となるのは有名な話だと思いますが、高血圧は育毛の天敵なのです。高血圧になると毛細血管まで血液が流れ辛くなります。つまりは髪の毛が栄養を吸収しづらくなるのです。

食品添加物を多く含むもの

インスタント食品など食品添加物を多く含む食品がありますが、一部の食品添加物は髪の毛の重要栄養素である亜鉛の吸収を邪魔してしまうことがあります。よって食品添加物が多く含まれる食品は避けましょう。

育毛に良い食事

良質なたんぱく質を摂取

髪の毛の主成分はたんぱく質です。したがって髪の毛を成長させるには良質なたんぱく質を摂ることが必須となります。たんぱく質が多い食品の代表として肉が挙げられますが、動物性たんぱく質と同時に脂も多く摂取してしまいます。

しかし大豆製品等の植物性たんぱく質の場合は脂質の摂取を抑えることができます。また、大豆製品にはイソフラボンが含まれており、男性ホルモンの過剰分泌を抑えるためAGAに対する抜け毛予防も期待できます。大豆製品は非常に優秀な育毛食品です。

各種ビタミンも必須

髪の毛の主成分であるたんぱく質はビタミンによって合成・分解が行われます。ビタミンにはA・B・C・D・Eと多くの種類ありますが、どれも欠かすことなくバランスよく摂取することが大事です。サプリ等を使用すれば簡単に多くのビタミンを得ることができます。しかし、野菜や魚から直接摂取したほうが吸収が速い場合もあるので極力普段の食事で補えることが理想となります。

別名育毛ミネラル、亜鉛

亜鉛は育毛ミネラルとも呼ばれるほど髪の発育には重要な栄養素です。髪の毛のたんぱく質を合成するときに必要となる上に、男性ホルモンによる脱毛であるAGAに対して効果があるといわれているため20代等若年時からの抜け毛予防にもおすすめです。

育毛剤と食事の組み合わせ例

育毛剤の成分と食事に必要な栄養素について説明してきましたが、次は具体的な組み合わせ例を紹介します。

フィンペシア&ピーマン

フィンペシアはAGAに対して強い効果を発揮します。そんなフィンペシアをサポートする食材の一つとしてピーマンがあります。ピーマンにはピラジンという成分が含まれており、血液をさらさらにして血行を改善する効果があります。フィンペシアは経口摂取し、血中から脱毛の原因となる男性ホルモンに作用するため、血流促進は非常に有効なサポートになります。

フィンペシア&ヨーグルト

ヨーグルトは言わずもがな腸内環境を整える食品です。腸内環境が悪く便秘になると、体内に毒素がたまるだけでなく血流が滞る原因となります。便秘からくる精神的ストレスも育毛にはマイナスとなります。ヨーグルトを食べて腸内環境を整え、フィンペシアと共に体内から育毛にアプローチを図りましょう。

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る