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【男性向けの育毛剤のメリットとデメリット】育毛剤の正しい使用法

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2018.01.23

育毛剤と発毛剤との違いとそれぞれのメリット、デメリット

男性用の育毛剤はネットで購入できるものや、ドラッグストアで市販されているものもあるのでとても種類が豊富です。育毛剤の主な効果としては今生えている髪を太く丈夫にすることと、頭皮の環境を整えることで抜け毛予防をして髪の成長を助けるといった効果があります。

育毛剤には色んな成分が含まれています。

薄毛の原因となる男性ホルモンを抑制するオウゴンエキス

・血管を拡張し血流をよくすることで髪に必要な栄養を運びやすくしてくれるセンブリエキスやニンジンエキス

食事ではあまり摂ることができない栄養を補給してくれるアミノ酸やギリシン、アラニン

頭皮の保湿をしてくれて乾燥を予防することで、頭皮の環境を整えるオドリコソウエキス

頭皮の炎症や痒みを抑える消炎剤の役割をするアルニカエキスやローズマリーエキス

 

ほかにも多くの成分が含まれていて、それぞれが育毛に作用する役割を持っています。

このように育毛剤は頭皮の環境を整えて髪が健やかに育つ環境を作る効果があり、直接髪を生やすというものではありません。それに対して発毛剤は発毛促進の役割を持つ、フィナステリドやミノキシジルなどがあり、高い発毛効果が期待できます

しかしフィナステリドやミノキシジルには副作用があり、初期脱毛や性欲減退などがあるので使用には十分な注意が必要です。育毛剤の副作用は発毛剤より少ないですが、即効性がなく使用したらすぐに髪が太くなるというわけではないので、少なくても3ヶ月は使用を続けないと効果は実感できません。

また効果の持続力がなく、塗布するタイプが多いので髪を洗ったりすると流れ落ちてしまいます。また育毛剤は値段が高いものが多く、経済的に負担になってしまうこともあります。

男性用の育毛剤と女性用の育毛剤の違い

最近では、男性だけではなく女性も薄毛に悩んでいる人が増えてきています。そのため女性用の育毛剤も増えてきました。それぞれの育毛剤に違いがあり、男性が女性用の育毛剤を使用するのはあまり良くありません。

なぜなら男性が薄毛になるメカニズムと、女性が薄毛になるメカニズムには違いがあるからです。それにより、それぞれの配合成分にも違いがあります。

男性が薄毛になる原因は、その大半が男性型脱毛症というものです。男性ホルモンのテストステロンが酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。そのDHTが髪の成長を妨げ薄毛になります。さらに頭皮の血行を悪くしてしまいます。

そのメカニズムから男性用の育毛剤にはDHT生成の原因となる男性ホルモンを抑制するオウゴンエキスなどが含まれていて、頭皮の血行を良くするセンブリエキスやニンジンエキスが含まれています。

それに対して女性が薄毛になるメカニズムは、頭皮環境の悪化や頭皮への栄養不足です。また女性ホルモンが減少することも原因のひとつです。そのため女性用の育毛剤には、栄養補給ができるアミノ酸やギリシンや、女性ホルモンと似た働きをするヒオウギエキスなどが含まれています。

もちろん男女兼用の育毛剤もあります。男性ホルモンを抑制して頭皮の血行も良くする成分や、女性ホルモンに似た働きをする成分がバランス良く配合されています。

男性用にも女性用にも必要な成分が含まれているので、性別を気にせず使用できます。より効果を実感するには男性は男性用の育毛剤、女性は女性用の育毛剤を使用するのが最適です。

20代の薄毛

最近では20代の男性でも、薄毛に悩んでいる人が増えてきました。一般的に薄毛になり始めるのは30代からというイメージがありますが、20代で薄毛になり始めるのにはさまざまな原因があります。

まずは遺伝によるものです。両親や祖父母の中に薄毛の人がいれば、薄毛になりやすい体質になることもあります。しかし20代のうちからしっかり対策をとっていれば、改善できる可能性はあります。

次に20代や若いからこそ多いのが食生活です。ダイエットをして食事をあまり摂らない人や、外食・インスタント食品など栄養バランスの悪い食事をしている人など、髪の成長に必要な栄養を十分に摂取できていないことが、抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。

また食事をバランス良く摂っている人でも、血行不良により髪に十分な栄養が運ばれないということもあります。冷え性やしもやけになりやすい人は血液がうまく循環していないので、お風呂で全身を揉みほぐすなどの対策が必要になります。

そしてもっとも大きな要因となっているのは男性ホルモンです。男性ホルモンは20代から活発に分泌されます。そしてそれが酵素によってDHTと呼ばれる物質に変化し、抜け毛の原因となります。

20代でまだまだ若いからといって薄毛対策を何もしなければ、抜け毛が増えて薄毛になってしまいます。抜け毛予防・薄毛対策をするためには、食生活を改善して栄養バランスが整った食事をすることが大切です。

ほかにも全身をマッサージし、血行を良くして栄養が運びやすい状態にすることや、育毛剤などで男性ホルモンを抑制して薄毛の原因となるDHTを減少させることも大切です。

また年齢を問わず睡眠をしっかりとることも重要になってきます。睡眠をしっかりとれば髪の成長サイクルが整います。

正しい育毛剤の使い方

抜け毛や薄毛に悩む人の多くが育毛剤を使用していますが、その多くが育毛剤の正しい使用法を知らず効果を十分に実感できていません。育毛剤をただ塗布すれば効果が発揮されるわけではなく、正しい使用法を理解し実行することでようやく効果を実感することができます。

育毛剤の正しい使用法は、まず蒸しタオルなどで頭皮をしっかり温めることです。そうすることにより頭皮の毛穴が開き、髪の毛を洗うときに汚れやフケが落ちやすくなります。また血行も良くなるので、育毛剤の成分を吸収しやすくなります。

髪を洗うときも正しいやり方で洗わなければなりません。シャンプーをするとき、爪を立てて髪を洗う人がいますが、頭皮を傷つけて炎症を起こしてしまうので逆効果です。

髪を洗うときは指の腹で揉むようにして洗うようにすれば、頭皮も傷つけずに毛穴の汚れもしっかり落ちます。シャンプーをしたあとにしっかりすすぎをすることも重要です。

抜け毛の原因や頭皮のトラブルにもつながるので、シャンプーをしたあとはすすぎにたっぷり時間をかけるのが望ましいです。特にすすぎ残しが多いのは、額の生え際・こめかみ・襟足なので注意しましょう。

すすぎが終わったら髪を乾かしますが、髪を毎日自然乾燥させる人もいれば、ドライヤーで乾かす人もいます。自然乾燥だと髪が濡れた時間が長くなるので細菌が繁殖してしまい、抜け毛の原因となってしまいます。

髪を乾かすときはドライヤーでしっかり乾かす方が細菌の繁殖を防ぎ、抜け毛予防にもなります。ここまでのことをして育毛剤を塗布するのですが、育毛剤を抜け毛の気になる部分に適量塗布していきます。

もちろん育毛剤は髪に塗布するのでなく、頭皮に直接つけるようにします。そして育毛剤を頭皮に塗布したら、シャンプーをするときと同じように指の腹で頭皮をマッサージするように優しく揉みます。これだけの過程を毎日続けていくことで効果を実感できます。もちろん育毛剤の副作用を十分に理解することも大切です。

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