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抜け毛に繋がる誤った生活習慣とは?偏食・睡眠不足・飲酒・喫煙

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2018.01.23

抜け毛や薄毛に繋がる誤った生活習慣について!

近年では、中高年だけではなく、不規則な生活習慣などから20代の男性も抜け毛や薄毛に悩んでいる人が多いと言われています。それは、誤った生活習慣の影響により、抜け毛や薄毛を促進させている可能性があるからです。

このような薄毛の悩みを改善していくためには、一度生活習慣を見直し、規則正しい生活習慣を送ることが抜け毛対策となります。抜け毛や薄毛を促進させている誤った生活習慣については、以下の通りです。

偏った食事

髪の毛の成長を促すためには、毛母細胞への十分な栄養素の補給が不可欠です。髪の毛も身体で作られる組織の一部なので、身体と同様に十分な栄養が必要なのは明らかではないでしょうか。

髪は、主に18種類のアミノ酸から成るケラチンというタンパク質で形成されており、このケラチンの合成には、ミネラルが必要不可欠です。特に、亜鉛や鉄、ビタミンB群、ビタミンCなどの成分が、髪の生成に特に必要な栄養素とされています。

10代や20代の若者が好んで食べるファストフードやコンビニ弁当などは、特にビタミン・ミネラル不足になりやすく、逆に、脂肪の摂り過ぎとなってしまうため、髪の健やかな成長を促していくためには良くありません。

ビタミン・ミネラルが極端に不足してしまった場合には、脱毛が発生するため、栄養不足が薄毛の原因になる可能性があります。このような抜け毛予防対策として、日頃からバランスの良い食生活を心掛けるようにし、髪に必要となる栄養素を意識的に摂取するように心掛けましょう。

睡眠不足

髪や皮膚の成長に関わる成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。そのため、睡眠不足が続いてしまうと、髪の成長を阻害してしまうのです。また、成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、午後10時~午前2時の間とされているため、この時間帯には就寝しているようにし、質の良い眠りを保つことを心掛けましょう。

過度の飲酒

アルコールの分解にはアミノ酸が使用され、また、血中の酸素や栄養素もアルコールにより吸収されてしまいます。そのため、過度の飲酒は髪の生成に必要な栄養素を不足させる要因になると考えられます。薄毛が気になっている人は、過度の飲酒を控えることが、抜け毛対策に繋がります。

喫煙

タバコに含まれるニコチンやタールは抹消血管を収縮させる作用があるため、血流の悪化を招きます。また、血液中のヘモグロビンは酸素と結び付いて体の隅々に運ぶ働きをしていますが、一酸化炭素が酸素の何百倍もの強さでヘモグロビンと結び付いてしまうため、酸素の供給を妨げてしまうのです。抜け毛対策のためには、タバコは控えるか、禁煙した方がいいでしょう。

運動不足

血液は心臓から送られますが、抹消部位に行くにつれてその勢いは衰えていきます。そのため、血液を体の隅々にまでスムーズに行き渡らせるためには、その部位の筋肉の働きが必要となります。運動不足は筋肉を衰えさせるため、毛根や毛髪の栄養不足を招く可能性があります。

そのため日頃から、ウォーキングやジョギング、ヨガやストレッチなど、自分に合った運動を習慣付けるようにしましょう。

誤った洗髪方法

洗髪は正しい方法で行わないと、頭皮や髪にダメージを与える可能性があります。特に、爪を立てて洗ったり、ゴシゴシ擦ったりして洗うというような方法は、抜け毛を引き起こす要因となるため注意が必要です。また、シャンプーのすすぎ残しも頭皮のダメージとなるため、すすぎの際は念入りに行うようにしましょう。

これらのことから、誤った生活習慣による体内機能の低下は、髪にも悪影響を及ぼす可能性があるため、日頃から規則正しい生活習慣を心掛けるようにしましょう。

シャンプーの選び方について!

シャンプーを選ぶ際には、配合されている成分をよく見るようにしましょう。シャンプーの種類には、大きく分けると以下の通り3つあります。

アルコール系

アルコール系のシャンプーは、一般的によく利用されています。洗浄力が強く、そのため刺激も強いといった特徴を持っています。

石鹸系

石鹸系のシャンプーは、最もシンプルなタイプです。洗浄力は高めですが、頭皮へのダメージは小さいのが特徴です。ただし、洗い上がりがパサ付いてしまうため、毛髪のキューティクルを傷める可能性もあり、専用のリンスやトリートメントなどを使用し、中和させることがポイントです。

アミノ酸系

アミノ酸系のシャンプーは、基本的に頭皮に優しいとされています。頭皮への刺激は弱いですが、中には、防腐剤などの添加物を使用していないものもあるため、シャンプーの腐敗や雑菌の混入などには注意が必要です。頭皮や毛髪のことを考えるのであれば、このアミノ酸系のシャンプーを選ぶのがおすすめです。

育毛剤の種類と成分について!

育毛剤にはさまざまな種類があり、また配合されている成分もさまざまです。そのため、自分の薄毛の原因に適した有効成分が配合されているものを使用することにより、抜け毛予防や育毛に繋がります。

育毛剤のタイプと配合されている成分について、見ていくことにしましょう。

AGAに作用するタイプの育毛剤!

AGAの原因の一つとされるDHT(ジヒドロテストステロン)は、男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼと結び付くことで変換されたものです。そのため、育毛剤の中には、この5αリダクターゼの働きを阻害する成分を配合したものがあります。このタイプの育毛剤の代表的な成分については、以下の通りです。

ノコギリヤシ

ノコギリヤシは、アメリカの南西部に生育している、ノコギリのように鋭利なトゲを持った葉が原料です。ノコギリヤシの成分には、5αリダクターゼの生成を阻害する作用以外にも、頭皮の皮脂を抑える作用などもあり、酸化した皮脂の内部で雑菌が繁殖するのを防ぐ効果も期待できます。

そのため頭皮環境を整え、健康な髪が生えやすくなります。ノコギリヤシは、天然由来成分であるため、使用量を適切に守って使用する分には、特に副作用などはありません。

血行を促進するタイプの育毛剤!

抜け毛予防や育毛のため、毛根にきちんと栄養が届くよう、血液の流れをスムーズに促すように成分を配合したものがあります。このタイプの育毛剤の代表的な成分については、以下の通りです。

ミノキシジル

ミノキシジルは、直接毛母細胞に働きかけることで、細胞の分裂を活性化させ、髪の成長を促すように作用します。ミノキシジルには体内の血管を拡張させるという働きがあり、血流が改善されることで、今まで行き渡りにくかったところにまで酸素や栄養素がスムーズに運ばれていくため、新たな髪の毛が生えてくる効果が期待できるのです。

ミノキシジルの副作用については、血管拡張作用による低血圧や、皮脂の発生などがあるといわれています。そして、これ以外にも、性欲減退などの副作用の報告例もあるため、注意が必要です。もし、育毛剤を使用していて、気になる症状が現れた場合には使用を中止し、医師に相談することが大切です。

育毛効果のサインについて!

育毛剤を使用して育毛効果が現れた場合には、さまざまな兆候が出てきます。育毛効果の兆候については、以下のようなものがあります。

  • 細い抜け毛が減ってくる
  • 髪の根元にハリが出てくる
  • 髪にコシが出てくる
  • 髪が硬くなる、強くなる
  • 分け目が目立ちにくくなる
  • 以前より、髪型が作りやすくなる
  • 髪にボリューム感が出てくるなど

育毛剤は効果が現れるまである程度の時間を要するため、根気よく続けることが重要です。また、抜け毛予防対策については、早期に開始することが効果的であるため、少しでも抜け毛が気になるようであれば、20代から予防対策を行うのがおすすめです。

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