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育毛の妨げとなる20代の乱れやすい食生活|薄毛の原因となる食べ物

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2018.01.23

薄毛の原因は乱れた食生活?

男性の多くが悩んでいる薄毛。特に20代で薄毛になってしまうと大きなコンプレックスを抱えてしまい、性格にも影響することがあります。そのため、育毛成分のある育毛剤を使ったり、自分でケアを行ったりしている方も多いかもしれません。しかしどれだけ抜け毛予防などの努力をしても薄毛が進行してしまうと、年だから、遺伝だからとあきらめてしまいがちなものです。

もちろん加齢や遺伝、ストレスといったものも薄毛の原因となりますが、20代の薄毛の場合、食生活が原因となっていることも少なくありません。

食べ物と育毛の関係

それでは、食生活と薄毛の間にはどのような関係があるのでしょうか。

まずひとつには、「髪の毛も食べたものからできている」ということが挙げられます。もし栄養が足りなければ、人間の身体は痩せてきますが、髪の毛にも同じことが言えます。

十分な栄養が行き渡らなければ、どれだけ育毛剤を使用したり、抜け毛予防を行ったとしても、髪の毛を作る材料がないため、育毛を進めることはできません。そのため、髪の毛の材料となる栄養を補給することは非常に重要なことなのです。

また、頭皮の環境悪化も薄毛の原因になることがあります。頭皮の血流がうまく行かなければきちんと髪の毛を作るために必要な成分が補給されず、薄毛になることがあります。さらに皮脂による毛穴詰まりも原因となります。

これは頭の皮膚にある脂が毛穴に詰まって栄養が届かなくなる状態です。こうなると、毛穴は呼吸が塞がれたような状態になってしまうため、きちんと髪の毛を育てることができなくなりますが、この「頭皮の血流悪化」や「毛穴詰まり」にも食生活が大きく関係しています。

というのも、食べた食事を消化・吸収するためには血液が必要になります。そのため、食事の直後は胃や腸に血液が集中している状態。これは一時的なもので、消化や吸収が終われば血液は再び全身に戻っていきますが、食生活が乱れている場合にはその血液がきちんと戻らないことがあります。つまり、どうしても頭皮の血行が不足して、毛が作られにくくなってしまうのです。

また、頭皮の皮脂も食べ物によって量が増えることもあります。特に油物を多く食べると、急激に油脂が増加してしまいます。

そのため、食生活が乱れがちになると、薄毛や抜け毛の原因になってしまうのです。

育毛を妨げる食生活

それでは具体的には、どのような食生活が薄毛の原因になるのでしょうか。

まず20代など、若い人の薄毛の大きな原因になるのが、偏った食生活です。髪の毛を作るにはタンパク質やビタミン、ミネラルが必要で、これらの栄養素をまんべんなく補給することが育毛の第一歩となります。

しかし、同じものしか食べない、嫌いなものが多いといった食生活を送っていると、どうしても不足する栄養素が出てきます。特にビタミンやミネラルは限られた食品にしか含まれていないことも多く、気を付けて摂取していても不足しがちで、時にはサプリメントなどで補給する必要もあるほどです。

髪の毛は生命を維持するためにはそれほど必要ではないため、栄養が回って来る順番も後回しになり、どうしても栄養不足になってしまうのです。どれだけ育毛剤などを使用して抜け毛対策をしていても効果がないと言う場合、食生活の偏りに注意することが必要です。

また「食べ過ぎ」も薄毛の原因になることがあります。食べ物を食べた直後は胃腸に血液が集中しますが、食べる量が多い場合、どうしても消化に多くの血液が必要になります。さらに、お腹の中に食べ物が残っている状態でさらに消化が必要な食べ物を口にしてしまうと、血液は胃腸に集まりっぱなしになってしまい、育毛に必要な血液が頭皮に回らなくなってしまいます。

それだけでなく、米やパン、パスタといった炭水化物を多く食べるとどうしても太ってしまいがちですが、太れば太るほど血管の中を流れる血はドロドロになり、血管自体も硬くなってしまいます。そうなるとさらに頭皮に回る血液の量が減少、質も悪くなるため、ますます薄毛が進んでしまうのです。

食べる量と同時に注目したいのは食べる時間です。仕事が忙しい、夜型だという人の場合、夜10時を回ってから夕食を食べるという人も少なくありませんが、実はこの夜型の食生活が薄毛を進めている可能性があります。

髪の毛は成長ホルモンによって成長が進められますが、この成長ホルモンが最も活発に分泌されるのが夜10時~2時頃と言われています。この成長ホルモンは血液によって頭皮に運ばれることで初めて髪の毛を作り始めますが、その時間帯に食事を食べると、ホルモンを運搬する血液が不足し、頭皮までホルモンを運ぶことができなくなってしまいます。

もしこの時間帯に食事を取っているという場合、大食いとのダブルパンチになってしまうケースも多いため、食べる量と時間には注意することが必要です。

ストレスを感じることが多い人の場合には、好きなものを好きなだけ食べるというのはストレス解消になりますが、大きな副作用があることも覚えておく必要があります。

薄毛の原因となる食べ物とは

薄毛は食生活だけでなく、食べ物によっても影響されます。薄毛の大きな原因になる食べ物を紹介します。

ファストフード

油分を多く含むファストフードなどを食べていると皮脂の分泌が盛んになり、毛穴を塞いで毛の成長を妨げてしまいます。またファストフードはカロリーが高いものが多いため、肥満の原因になってしまいます。すでに述べたように、肥満は薄毛の大きな原因になります。そのため、薄毛が気になるという場合にはファストフードは避けたほうがいいでしょう。

スナック菓子

塩分を多く含むスナック菓子は抜け毛予防に悪影響を与えます。塩分を多く摂りすぎると、身体の中の水分が増えて高血圧になり、動脈硬化などの原因になります。発毛には頭皮の環境が重要ですが、血管の状態が悪くなると頭皮の環境も悪化してしまうため、薄毛を進めてしまうことになります。

さらに塩分を摂りすぎると知覚神経が刺激されますが、この知覚神経は髪の毛の生え変わりのサイクルを促進する物質を放出する働きがあります。知覚神経が働くためには刺激は不可欠ですが、塩分による刺激には強い副作用があります。

つまり知覚神経が刺激され続けるとマヒ状態に陥り、やがては死滅してしまうのです。そうなると髪の毛の生え変わりのサイクルはストップ、さらに抜け毛が進行してしまいます。

スナック菓子以外にもレトルトやインスタントの食品にも塩分は多く含まれています。

また、意外に気を付けたいのが和食。和食はバランスのいい食事として世界でも高い評価を受けていますが、唯一の弱点は塩分が高い点。漬物や味噌汁などには多くの塩分が含まれているので、和食中心の食生活を送っているからという油断は禁物です。

ケーキなどのお菓子

ケーキやチョコなど、糖分の取りすぎも抜け毛予防には悪影響です。特に20代の若い人の場合、甘いものを食事替わりにすることもありますが、体内に吸収されるときに、ビタミンやミネラルを消費しますので、糖分を取りすぎると、本来髪の毛の栄養に回されるはずのビタミンやミネラルがなくなり、髪の毛が生えてこなくなってしまいます。

食生活の見直しは育毛剤に含まれる成分のように副作用もなく行えるため、薄毛が気になるときにはまず取り組んでみてはいかがでしょうか。

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